青梅丘陵parkrunが発足 土曜の朝は仲間と5㌔ラン

スタートラインに立つ参加者ら
スタートラインに立つ参加者ら

 英国発祥のランニング・ウオーキングイベント「parkrun」が5月21日、青梅丘陵ハイキングコースで初開催され、「青梅丘陵parkrun」が発足した。市内外から集まった約20人が参加。記録を狙う人、子どもを背負いながら走る人、森林浴を楽しみながら歩く人など、それぞれが自分のペースで汗を流し、イベントを楽しんだ。

 同イベントは22カ国2000以上、国内約30カ所で開かれる無料のコミュニティイベント。それぞれが定めた5㌔のコースで毎週土曜の朝8時にスタートする。西多摩では「多摩川中央公園parkrun」が福生市で開かれている。

 「青梅丘陵parkrun」を企画したのはランニングが趣味で、他地域の同イベントにも参加する森村ゆきさん(同市野上町)。5年ほど前に同市に移住し、共通の趣味を持つ友人を増やしたいとイベントを立ち上げた。この日は森村さんの長男(5歳)も大人に混じりイベントを楽しんだ。

子どもを背負ってランニングを楽しんだ参加者
子どもを背負ってランニングを楽しんだ参加者

 参加者は同イベントサイトから個人IDを登録することで、ゴール後にタイムを確認できる。サイトでは参加人数やコースの最速タイム、これまでイベントが開かれた回数などの情報を得ることができる。

 森村さんは「青梅丘陵はとても気持ちがいいコース。走る人だけでなく、イベントを運営するボランティアの方も募集しています。多くの人に参加してもらい、交流できたらうれしい」と話した。

 参加希望者は毎週土曜の8時に青梅丘陵ハイキングコース入口に集合。(鋤柄)