あきる野 中村酒造がしぼりたて、フレッシュな新酒発売

 中村酒造(中村八郎右衛門社長、あきる野市牛沼)は10月26日、フレッシュでフルーティーな新酒「千代鶴しぼりたて純米生原酒」(1升瓶2530円、4合瓶1265円)と米本来の芳醇な香りと味が楽しめる「千代鶴たまの里純米にごり酒」(1升瓶1980円、4合瓶990円)を発売した。

 純米生原酒は9月中旬から仕込み始め、10月下旬にしぼった酒で、口いっぱいに爽やかな米の香りと旨味が広がる。常温か冷がおすすめ。にごり酒は米の旨みやもろみの風味が存分に楽しめるが、甘さをおさえた昔ながらの純米にごり酒で冷がおすすめ。

 中村社長は「今年も良い酒ができた。生原酒は白身魚の塩焼きなど、素材の味を生かしたあっさりとした料理と、にごり酒は鍋料理などと楽しんでもらえたら」と話す。

 同蔵併設の「酒造り資料館」では試飲や購入ができる。そのほか地元酒販店、オンラインショップで購入可。12、13両日にある同市産業祭でも販売。問い合わせは042(558)0516まで。