わーくあっぷ羽村リニューアル 自家焙煎カフェ  豆の販売も

レトロな雰囲気の店内
レトロな雰囲気の店内

 市役所通り沿い、神明台交番近くにあるファクトリーショップわーくあっぷ羽村(羽村市神明台)がコーヒーショップとしてリニューアルオープンした。自家焙煎のコーヒー豆を販売するほか、ハンドドリップで丁寧にいれたコーヒーを提供している。

 「わーくあっぷ」は株式会社友心(久保勝則代表)が運営する障害者支援施設。就労支援事業としてカフェを運営する施設はあるが、焙煎まで手掛けるところは少ないことから、代表の久保さんは「やるなら本物を目指そう」と発奮。大手コーヒーメーカーのバリスタプロフェッショナル資格を取得し、一度に6㌔の豆を処理できる本格的な焙煎機を導入した。

 豆は高品質なスペシャリティコーヒーを、欠点豆をしっかり取り除いた状態で焙煎する。オリジナルの「五ノ神ブレンド」はカフェのみの提供。棚にずらりと並ぶ「ファイヤーキング」のレトロなカップの中から一つを選んでいれてもらえる。

レトロな雰囲気の店内
レトロな雰囲気の店内

 複数のナッツをオーガニック甘味料のアガベシロップにつけた「アガベナッツ」付きでコーヒー1杯500円。豆は種類ごとに価格が異なり1袋150㌘1000円〜。わーくあっぷのECサイトからも購入可。

 久保さんは「本物を提供し、遠くからもお客さんが来てくれるような店を目指したい」と話している。

 営業時間は11時〜16時。日曜定休ほか不定休。問い合わせは042(533)6533まで。(伊藤)