市立青梅総合医療センター開院へ 11月6日から外来診療開始 西多摩の基幹病院に

最新機器を導入したハイブリッド手術室
最新機器を導入したハイブリッド手術室

 建て替え工事中の青梅市立総合病院の本館がこのほど完成。名称を「市立青梅総合医療センター」に改め、11月1日に開院。6日から外来診療を開始する。17日に開かれた開院式には、井上信治衆議院議員(代理)、森村隆行都議(代理)、浜中啓一市長をはじめとする特別職三役、島﨑実議長ら市議、病院関係者など約60人が出席し、完成を祝った。

テープカットを行う浜中市長(中央)、大友建一郎市病院事業管理者(左から2人目)ら
テープカットを行う浜中市長(中央)、大友建一郎市病院事業管理者(左から2人目)ら

 2000年に竣工した新棟以外の西棟、東棟、南棟は築40年ほどが経過。施設・設備の老朽化に伴い、青梅市立総合病院が担ってきた「地域が必要とする高度な急性期医療」への対応が困難になったことから建て替えを計画した。

 南棟を解体し建設した本館は鉄骨造(免震構造)の地下1階地上8階建て。延べ床面積は約3万2290平方㍍。病床数は455床。手術室は6室から10室に拡充。血管造影と手術が同時に行えるハイブリッド手術室、手術支援ロボット(ダビンチ)を配置した。

 1階のエントランスホールは3階層吹き抜けの明るい空間。救急専用エレベーターは屋上ヘリポートと直結し、3階手術室や心臓カテーテル室に短時間で搬送可能。2階には外来診察室。4〜8階の病棟には各階2つのスタッフステーションを配置している。

 12月からは西棟の一部を解体し、渡り廊下棟の建設を進め、来年7月に竣工予定。同時に新棟の内部改修工事を行い、西館としてオープン。その後、東西棟解体工事、駐車場等の外構工事に着手し、2026年8月の竣工およびグランドオープンを目指す。総事業費は275億円。

 大友建一郎市病院事業管理者兼院長は「目指すのは職員が誇りを持って働ける病院。そのためには患者さん中心の医療を実践し、選んでいただける病院にすること。そして職員の声を聞き、やりがいを感じられる病院にしたい。西多摩の基幹病院として皆さまの期待に応えられるよう、職員と努めていく」とあいさつした。 (鋤柄)