新感覚の集音器Hear More 青梅・アドフォクスが発売

上品な光沢が特徴のヒアモア。パッケージも含め高級感のある仕上がりにこだわった
上品な光沢が特徴のヒアモア。パッケージも含め高級感のある仕上がりにこだわった

 集音器メーカーのアドフォクス(青梅市、成沢崇志社長)は6日、美しさと機能性を兼ね備えた新タイプの集音器HearMore(ヒアモア)を発売した。

 何よりこだわったのはデザイン性。アクセサリーのような感覚で着けることを楽しめる外観に仕上げた。独自のニートプロセッサ回路を搭載することで聞き取りにくい周波数帯を自動補正。キンキンしない透明感のある音を実現した。細かな設定をする必要なく、購入後すぐに使用できるという。

 同社はオーディオメーカー「ナカミチ」の技術者だった先代のさんが1991年に創業。2000年から補聴器の製造に取り組み、その後、集音器に軸足を移した。11年、鴻さんが病に倒れ、当時副社長だった成沢社長は病身の父を介護しながら集音器の研究・開発を続けた。社長就任の翌18年に父を見送り、このたび5年の歳月を要して新製品を発売した。

 「機能性はもちろん、もっとおしゃれに、見た目の抵抗感なく使ってほしいという思いから、形状、質感、色、全てにこだわり抜いた製品です」と成沢社長は出来栄えに胸を張る。

 価格は両耳用11万5500円、片耳用6万9300円。十分納得した上で購入してほしいと、購入前の無料試聴をすすめている。問い合わせは0428(24)6042またはmail*adphox.co.jp(*は@に変換)まで。(伊藤)