数々の事業手がけ89歳 パーク商事橋本会長の自伝発刊

完成した著書を手に笑顔の橋本会長
完成した著書を手に笑顔の橋本会長

 西の風新聞社の初代社長でパーク商事創業者の橋本健司会長(89)の自伝『蒼天 秋留台地に生まれて』(B6判151㌻、西の風新聞社)がこのほど発刊された。農家の長男として生まれ、農業を土台に数々の事業を手がけてきた著者の人生がドラマチックな筆致で書かれている。

 ひよこマークのパークショッピングセンターで知られたパーク商事だが、橋本会長の事業家としてのスタートは養鶏場だった。その後、ボウリング場、旅館、焼肉店などを経営。現場主義を貫き、各事業の引き際を見極めることで会社を存続させてきた。

 著書の前半で事業にまつわるエピソードや家族との思い出を紹介。後半は、自身の発言が市町合併の端緒となったあきる野市誕生秘話、臼井孝元あきる野市長や故島田久氏ら地域の政治家との交流、西の風新聞創刊時を振り返る内容となっている。

 価格は1500円+税。西の風新聞社(あきる野市舘谷199)で販売。郵送可。問い合わせは042(588)4170まで。