あきる野 爬虫類専門店 ReptileSlime 珍しい種、女性に人気のトカゲも

店内には大小さまざまな水槽が並ぶ

あきる野市小中野の「Reptile Slime」(レプタイルスライム、齋藤章江店主)では、50匹前後の爬虫類を販売している。他の店にはない珍しい個体を販売しているため、他県から買いに来る人もいる。

八王子市出身の齋藤さんは趣味で爬虫類に限らず小動物など生き物の飼育、繁殖をしていた。15年ほど前、知人の勧めでネットオークションで生体の通販を始めると、繁盛し通販業は軌道に乗った。2013年に動物愛護法の改正で、無資格者への販売には店舗を構え、対面販売することが義務付けられた。業者への卸売りなど活動は続けていたが、同市に居住と販売スペースを確保できる物件を見つけ、昨年6月に開店した。

小型のトカゲ 「レオパードゲッコー」

店内には大小さまざまな大きさの水槽、ケースが並ぶ。販売はトカゲ、ヘビ、カメなど爬虫類が中心で、一部鳥や小動物も扱っている。仕入れは個人やブリーダーから直接買い付け、長年の経験から色や形が珍しい個体を仕入れている。今の目玉商品はミナミイシガメの色変わり。通常は茶色だが、クリーム色の個体は非常に珍しく、関東で置いている店は店主の知る限りほとんどないという。

爬虫類は犬や猫のように声を出すものが少ないため、集合住宅や一人暮らしでも飼いやすい。小型のトカゲ「レオパードゲッコー」は設備投資が少なく飼育も簡単で、女性に人気。

「爬虫類が好きな人に店を見つけてもらえたら」と齋藤さん。来店は完全予約制。入荷情報は店舗ツイッターを参照。問い合わせは080(6811)9961まで。(藤野)