注文の多い料理展 小林敏也さんと5人の作家 青梅 MANSIKKAで11日〜

イベントのメインビジュアルには小林さん(右)も
イベントのメインビジュアルには小林さん(右)も

 「注文の多い料理展」が11日〜20日、アンティークセレクトショップ「MANSIKKA antiques」(青梅市富岡、濱田敦司店主)で開かれる。イラストレーターの小林敏也さん(同市柚木)が手掛けた宮沢賢治の画本「注文の多い料理店」(1989年)の原画を中心に、木工、ガラス、陶芸作家ら5人が、物語から着想を得て制作した作品を展示。

 企画は同市内でさまざまなイベントや活動を展開する本橋あいさんと、阿部悠友さんのユニット「食パンと乾電池」。昨年、「注文の多い料理店」の執筆から100周年を迎えたことを機にイベントの構想を始めたという。

 2人は「100年前に書かれた作品は、コロナ禍で混沌とする現代にも通じる風刺やメッセージが込められていると感じた。来場者にも、そんなことを考えてもらうきっかけになれば」と企画の意図を説く。

 物語を彩る作家は下田則敏さん(co +fe、埼玉県)、鈴木智浩さん(苔むす木工、京都府)、遠田草子さん(スミレ窯、青梅市)、羽尾芳郎さん(椿堂、奥多摩町)、山崎雄一さん(山崎ガラス、神奈川県)。

阿部さん、本橋さん、デザインワークを担当した齋藤貴志さん(左から)
阿部さん、本橋さん、デザインワークを担当した齋藤貴志さん(左から)

 本橋さんは「MANSIKKAさんの空間、小林さんの原画、それぞれの作家の作品が一つの物語となるようなイベントを目指している。10日間だけ現れるイーハトーブを楽しんでもらいたい」と語った。

 小林さんの画本やグッズ、5人の作品も購入可。17、18両日はレストラン「山猫軒」が開店し、コース料理を提供予定。開催時間は11時〜18時。入場料1000円(中学生以下無料)。レストランは完全予約制で各日先着12人。問い合わせや詳細は食パンと乾電池のサイトから。(鋤柄)