あきる野市の移住・定住窓口 移住希望者を市職員がガイド

武蔵五日市駅を案内する岡地さん。移住のメリットとデメリットを併せて説明
武蔵五日市駅を案内する岡地さん。移住のメリットとデメリットを併せて説明

 あきる野市企画政策部市長公室の移住・定住担当が4月から専用窓口を開設。移住・定住に関するあらゆる情報提供を行うほか、専用サイトの開設、ガイドブック等を制作している。職員が車で市内を案内する報道機関向けの体験ツアーが18日、実施された。

 市内で10年以上暮らす職員の岡地耕作さん(40)と平神賢人さん(31)が案内役を担当。「駅から歩いて行ける範囲に何があるか知りたい」「子育てに便利な施設が知りたい」など、移住者のニーズに合わせたコースを案内する。

 移住した人に話を聞くこともあり、この日は同市山田でカフェとギャラリーを併設する「OWNP」を経営する粂川拓也さん(45)、有歌子さん(46)夫妻を訪問。「川が見えるところに住み、癒やされたい」との拓也さんの希望で2016年に杉並区から移住した。2人は「移住を検討している人に、あきる野には温かくて良い人が多いということを伝えたい」と話した。

 子育て世代はあきる野ルピア(同市秋川)の子育て広場「ここるの」や保育園、幼稚園等を案内する。この日は市内で園児数が最も多い増戸保育園を見学。加藤章雄理事長は敷地内の畑を指し「農作物を育て、給食に取り入れている。命をいただくことの大切さを日々教えています」と園の方針を説明した。

 市内案内はすでに2件の依頼があったという。岡地さんは「移住希望者に寄り添い、実際の暮らしをイメージできるようにコースを考え、移住定住者の増加を図りたい」と話した。(藤野)